ライン

マイクロアクチュエータ

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グループ紹介

  圧電材料などの機能性材料を利用したマイクロアクチュエータに関する研究を行っています.また,このアクチュエータを強磁場や極低温など,特殊な環境で使用されるシステムへ適用しています.

研究内容

集束超音波による液滴吐出デバイス

  試薬サンプルの測定時間の短縮やコストの低減を目的として,ナノリットルからピコリットルスケールの液滴を用いた化学分析の研究が進められている.本研究では同心円状電極を用いて発生させた集束超音波によって微小な液滴を吐出するデバイスを製作した.製作したデバイスを用いてナノリットルスケールの水の吐出に成功した.

液滴吐出


強磁場環境測定器用超音波モータ

強磁場モータ

  強磁場環境を利用し分子構造の分析を行う固体NMR分光法では,測定試料を高速・高精度で回転させる必要がある.本研究では,固体NMR分光法に必要である高速回転,強磁場環境への適用を目的とした超音波モータを製作した.モータのボディは主に透磁率の低いチタンを用いている.磁場7 Tにおいて固体NMR測定を行った結果,固体試料の信号取得に成功した.


極低温用超音波モータの開発

  極低温環境では,超伝導・超流動などの室温では見られない量子力学が支配的な現象を生じるため,最先端科学の分野において重要な役割を担っている.
  本研究では,液体ヘリウム温度付近の極低温環境において回転駆動可能な超音波モータを開発している.

極低温モータ